端っ湖のハッシー++最近専ら読書な日々++

甘やかされすぎるこどもたち／クライン孝子　[時々読書] [編集]

ドイツはフランクフルト在住の評論家、クライン孝子さんの視点で、日独の教育比較をしたい感じの実録本です。
ハードブックですが、字が大きくて行間が広く、写真もそこそこ掲載されているので普段あまり詰まった文章を読まない方でも、読みやすいのではないかと思います。
正直、文庫本サイズでも全く問題ないページ数なので、空いた時間にサラサラと読めます。

日独の教育比較と上記に書きましたが、紹介している内容はドイツの学校制度と義務教育を卒業した子供たちのその後の進路について各ケース毎に実例を挙げています。

根本的に、日本でドイツ式教育をするための本ではありませんので、あしからず。
日本人もドイツに行ってドイツの現地の学校に入れば、ドイツ式教育が受けられるという本です。
現地に根を生やすつもりで転勤、留学を控えている方には、一応の予備知識として一読いかがでしょうか。