オランダ式節約セラピー/オーツ キョーコ [時々読書]
オランダ人はケチ。
世間一般的なオランダ人のイメージですが、
それを生活術(=節約)と捉えた場合、どれ程ストイックに日々実行しているのか。
生活者の視点から、簡単に列挙されています。
ズボンの膝のスリキレは、お尻のポケットで繕う。
ポケットを使い切ってしまってピンチ!
お父さんのズボンのポケットを使ったらいい! というオバちゃんたちの井戸端会議。
ナイスアイディアと、採用してしまうストイック加減。
お鍋は親子4世代に渡って使い続ける物持ちのよさ。
ボロボロの革サンダルを、10年間履き続ける事も、普通(It's normal)。
列には並ばないけれど、順番は厳守するのが、普通(It's normal)。
律儀に列に並んだ人が、次に進もうとすると、
その場にいる全員が一斉に「待った」をかけるのが、普通(It's normal)。
買い替え品を、定価で買って、口論に発展する流れも普通(It's normal)。
旅行先では、「オランダから来た」というだけで、
店主は全く商売っ気をなくして見向きもしなくなるという。
(見るだけで買わない=オランダ人という認識ができているらしい)
何でもかんでも、「普通(It's normal)」精神で貫く大らかな人種のようです。
オランダ人という人種は。
そうかと思えば、マンホールから水が噴出しても(下水管破裂?)、これもまた普通(It's normal)。
カフェでお勘定したくても、店員さんが大忙しでなかなかお会計してもらえず、
テーブルに代金放置して席を立つのも普通(It's normal)。
でも、そんな放置金を、ドサクサに紛れて泥棒する人は、アブノーマル。
あ、そこはそうなんだ(笑)
普通(It's normal)じゃないんだ。
2010-09-11 00:00
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